柳、NECカップ9年連続出場で、初優勝。<決勝戦>
(白)高尾紳路NEC俊英対(黒)柳時熏七段377手完、黒半目勝ち
決勝戦は東京・芝の「メルパルクホール」。例年通り満員のファンが詰め掛け高尾紳路八段 対 柳時熏七段という若手の熱戦に酔いしれた。結果は柳が317手の大接戦の末、半目勝ちで初優勝に輝いた。
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(図1〜100手)序盤早々、下辺でコウ争いが起こったが黒にコウ材がなく、白34、36と右下隅を破られた。このワカレは白が一本取ったようである。白38のハネに黒39は最強の頑張り。そして黒49と、黒はともかくこの白一団に食らい付くが、白76までとなり「ここまでの印象としては、白を持ちたい」と解説の武宮正樹九段。ところが、白86と右辺に打ち込んだのが高尾の大失着。黒87以下九取られはひどかった。白86では白aと平易に三々に入るぐらいで、白十だった。
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(図101〜200手以下略)第二譜に入ってから白は必死の追撃を開始し、黒は緩み加減。徐々に差がつまって行き、とうとう半目勝負にもつれ込んだが、柳が辛くも半日残しうれしい初優勝に輝いた。前期俊英戦から勝ち上がって来た高尾の健闘も立派だった。
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