若手同士の激突、高尾が制し、準決勝へ<2回戦・第3局>
(白)高尾紳路NEC俊英選手権者 対 (黒)山下敬吾七段 329手完、白半目勝ち
2回戦の第3局は、高尾紳路(26)対山下敬吾(24)という若手の激突であった。それにふさわしい、大激戦が繰り広げられた。大石を巡るコウ争いが延々と続き、なんと329手という熱戦の末に高尾NEC俊英選手権者が白番半目勝ちし、ベスト4に駒を進めた。 |
  |
(図1〜100手)立ち上がり山下は得意(?)の黒1、3、5で満場のファンを沸かす。山下は黒29、33と戦いに引きずり込む作戦であるが、「序盤から作戦失敗を感じていた」と局後感にあるように、やや不本意な流れだったのか?
|
(図101〜200手以下略) とは言え、白の石はなかなかハッキリとした生き形を得ず、第2譜に入って中央の大石を巡るコウ争いに火がついた。これから先はこのコウ争いが全局に波及して行き、延々と戦いが続いた。高尾は錯覚から大石の命がけのコウ争いをくぐり抜け、「ヨセに入ってからの高尾君は正確ですね」と解説の武宮正樹九段を関心させたほどのヨセで、遂に半目勝ち。その瞬間、「大分文化会館」を埋め尽くしたファンから万雷の拍手。
|
  |
|